2011年7月23日土曜日

「亡霊軍団の進撃」あらすじ:セッション2 ワンダリング・モンスター

以下は5月25日にRole & Roll Stationで行われたD&D Encounters シーズン4「亡霊軍団の進撃」第2回セッションのあらすじになります。

完全なネタバレになりますので隠します。


スタージの襲撃から立ち直った移民団は、歩みを再開した。しばらく進むと、護衛隊長のマルグラムが馬車の列に沿って、冒険者たちの方へと歩み寄ってくる。その後ろには、若いエルフの女性がひとり追いすがってくる。エルフの着ているローブは街道を旅するには、いささか優雅に過ぎるきらいがあると、冒険者たちの目には映っていた。マルグラムは冒険者たちに挨拶をすると、このエルフの女性の護衛を引き受けて欲しいと依頼する。

彼女の名はファルディラ。新たにできる街の学士になるために、この移民団に加わったのだと自己紹介する。彼女が主張するには、ネンティア谷のこの辺りには珍しい薬草が大量に自生しているので、最寄りの木立を調査して質の良い標本を手に入れたいとのことだった。だがマルグラムが言う様に、護衛も無しで出発するわけにはいかないので、スタージとの一戦で活躍した冒険者たちに、マルグラムが護衛を指名してきたという訳である。冒険者たちはこの依頼を快く引き受け、ファルディラと共に出発する。

道すがら、彼女はこれから向かう廃墟について、知っていることを幾つか冒険者たちに教えた。その城の名はインヴァネス城といい、かつては数百人の人々が暮らしていたらしい。大昔に廃墟になったが、塔がひとつだけ残っており、しかしその塔も何十年か前に略奪され、封印されたらしい。その様に危険な場所なので、ファルディラはスプリンターシールド師にそこに到着次第、浄化の儀式を執り行うよう助言し、師もそれを受け入れたのだという。

その様な話をしながら、ファルディラは木立の中から手際よく薬草の採取を続けていった。しかし突如、茂みから現れたモンスターがファルディラを襲った。しかしこの度も、冒険者たちの活躍でモンスターたちは簡単に蹴散らされ、ファルディラは助けられた。

しかしモンスターの襲撃にすっかり怯えきったファルディラは、冒険者たちの助言に従って移民団に戻ることに同意する。彼女は、キャラバンに戻る途中で、冒険者たちにこの度の襲撃のことはマルグラムには黙っていて欲しいと口止めをするのを忘れないのだった。

※このあらすじはD&D Encountersの大まかなストーリー・プロットを説明するためのもので、必ずしも実際に行われたセッション内容を、100%反映している訳ではありません。

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