2011年7月12日火曜日

「国境の城塞」あらすじ:セッション18 裏切の広場にて

以下は3月9日にRole & Roll Stationで行われたD&D Encounters シーズン3「国境の城塞 ~毒蛇の季節」第18回セッションのあらすじになります。これはWizards of the Coast社のオフィシャルD&Dホームページに記載された同名のあらすじを、一部修正して私家訳したものです。

完全なネタバレになりますので隠します。


安息砦の街路を急ぐ冒険者たち。彼らは戦いの物音がする噴水広場の方へと進んでいた。広場に到着すると、そこはリザードフォークと砦を守護する衛兵たちが、ひしめき合うようにして戦いを繰り広げていた。だがリザードフォークの軍勢は、際限なく涌き出てくるようだった。彼らが涌き出てくる場所は、冒険者にとって馴染み深い所だった―――ベンウィックの家だ!

「あの家の中にトンネルが掘ってあるに違いない!」

戦う衛兵の一人が叫んでいる声が、冒険者たちの耳をうつ。

ドリスデイル卿の姿は、どこにも見当たらなかった。だがパーティーは2体のリザードフォークが卿の親衛隊と思しき人物の死体の上に立っているのを目にする。更に戦場を見渡してみると、ロンニックの姿が視界の隅にとらえられる。彼は武装し戦いに加わる素振りを見せ、英雄たちからの指示を待っているようだ。近くの城壁の上には1台のカタパルトが備え付けられ、兵士の一団が、これも英雄たちからの指示を待っている。

ロンニックを呼び寄せ、カタパルトにベンウィックの家を破壊するよう命令を下すと、パーティーは戦いへと突入する。戦いは張りつめた均衡の上にあったが、カタパルトの2発目の投石がベンウィックの家を破壊した時に、防衛側に勝利の女神が微笑んだ。ベンウィックの家は完璧に破壊され崩れ落ち、その奥にあったであろうリザードフォークの増援部隊を吐き出していたトンネルを完全に塞いでしまった。

衛兵たちが付近一帯を制御下に治めたその時、恐ろしげな咆哮が英雄たちの注意を引きつけた。その声は城塞の北側から聞こえてくるようだった。

※このあらすじはD&D Encountersの大まかなストーリー・プロットを説明するためのもので、必ずしも実際に行われたセッション内容を、100%反映している訳ではありません。

0 件のコメント:

コメントを投稿