2011年1月31日月曜日

「国境の城塞」あらすじ:セッション12 振り出しに戻る

以下は1月26日にRole & Roll Stationで行われたD&D Encounters シーズン3「国境の城塞 ~毒蛇の季節」第12回セッションのあらすじになります。これはWizards of the Coast社のオフィシャルD&Dホームページに記載された同名のあらすじを、一部修正して私家訳したものです。

完全なネタバレになりますので隠します。


パーティーはグレイセン・ラムサンの墓所から脱出しようとしていた。彼らは毒蛇の瞳を使って、修道士ベンウィック(とゴーン)に、彼らの任務が無事成功したことを連絡した。パーティーの後見人は、墓所の入口で会おうと返事をしてきた。城塞の人々に気取られないよう、そこで宝を分配しようというのだ。

パーティーは別のガーディアン・クリーチャーとの戦闘に抜かりなく備えながら、注意深く中央広間を通って、来た道を引き返した。彼らの用心に関わりなく、英雄たちは何者にも妨害されることなく部屋を通過することができた。そして彼らは最初の部屋に戻ってきていることに気が付いた。部屋は彼らが後にした時のままの状態だった。しかしそこにはベンウィックとゴーン、そしてベンウィックの助手のゴルディとサルが待っていた。

金貨を分配する間、パーティーは修道士と衛兵隊の隊長に、彼らが遭遇したものと彼らの活躍について語って聞かせた。それが終わるとベンウィックがパーティーに、毒蛇の瞳を返すよう求めた。彼らの雇い主の態度に一抹の疑惑を感じ、パーティーが一瞬躊躇した瞬間に、修道士ベンウィックは突然、魔法の宝石をパーティーから奪い取った。そしてゴーンをはじめ彼の手下にパーティーを攻撃するよう指示すると、毒蛇の瞳を使って(以前に明かされていなかった秘術の力を用いて)、禍々しい緑の光に包まれて、瞬間移動して消え失せた。

裏切りに続いて、パーティーは手ごわい敵の一団との戦闘に直面した。敵はパーティーが驚いた隙を突いて、残虐な攻撃を開始するのだった。冒険者たちは精力的に防衛行動を取り、その殺人的な攻撃を受け流すと、戦いの流れを一気に自分たちの方に引き寄せた。最後の一人が命乞いをするまで、彼らは襲撃者たちを切り伏せた。生き残った敵は、ベンウィックの計画を全て白状する代わりに、命だけは助けて欲しいと懇願するのだった。

自暴自棄になった虜囚は、全てを白状した。ベンウィックは実はゼヒーア―――邪悪な毒の神―――の忠実な信徒であり、英雄たちを利用して毒蛇の瞳を手に入れ、敵対するティアマト教団のこの地における影響を排除するために、ロンニックはティアマト教団の信徒にでっち上げたのだった。ベンウィックの更なる計画もまた露見した。パーティーがまさに取り返したばかりの毒蛇の瞳を、二頭のブラック・ドラゴン(と彼らが支配するリザードフォーク)を仲間に引き入れる為の賄賂として使用する。そして彼らと共に安息砦を攻撃する―――その真の目的は、城塞をゼヒーア神に捧げる要塞にするためであると…。

※このあらすじはD&D Encountersの大まかなストーリー・プロットを説明するためのもので、必ずしも実際に行われたセッション内容を、100%反映している訳ではありません。

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