2011年8月11日木曜日

「亡霊軍団の進撃」あらすじ:セッション6 復讐

以下は6月22日にRole & Roll Stationで行われたD&D Encounters シーズン4「亡霊軍団の進撃」第6回セッションのあらすじになります。

完全なネタバレになりますので隠します。


行方不明となっていたきこりたちの運命は、もはや明白となった。スプリンターシールド師は冒険者たちに、きこりたちが病に掛かった原因を調べるために、ハーケン森を捜索して欲しいと調査を依頼する。深い雪に覆われたハーケン森を捜索に歩く冒険者たちは、森のいたる所でこの疫病が蔓延している光景を目にする。そして遂に、木々がまばらとなった空き地の中央で、身の毛もよだつ光景を目にする。全身を赤い結晶で覆われたクリーチャーが倒れており、そこから超自然の熱が放射しているのだった。その熱によって溶かされた水が、氷の下から近くの池へと流れ込んでおり、それが下流の池へと注いでいるのだった。スプリンターシールド師は死体はデーモンの一種であり、またこの疫病は“奈落の疫病”の一種であろうと推測した。彼は儀式でこの疫病を浄化しようと試みる。

スプリンターシールド師の詠唱は最高潮に達し、聖なる力が周囲に満ちる。儀式が終わろうとする瞬間、身に馴染んだ浄化のエネルギーが炸裂し、周囲一帯に広がってゆく――ちょうどインヴァネスの村を浄化したときと同じように。一瞬後、エネルギーの第2波に撃たれ、君たちはよろめく。だがしか、今度のそれは、明らかに不浄な気配を帯びており、冒険者たちの意識が一瞬遠のく。英雄たちが気を取り直した瞬間、その目前で半ば透けた槍が地面から飛び出し、スプリンターシールド師の胸を貫く!雪に覆われた大地から、古代の装束に身を包んだ亡霊兵士が立ち上がった。亡霊は明らかな殺意と共に槍を繰り出し、そうして槍は耳障りな音を立てて司祭を貫いてゆく。

スプリンターシールド師の口は衝撃で開きっぱなしになった。そして近くの地面から、さらなる亡霊兵士たちが立ち上がってくる。

冒険者たちは亡霊兵士の一団に突撃する。しかし彼らの体は非実体で、冒険者たちの攻撃は思った以上にダメージを与えることができない。敵は想像以上に打たれ強く、1体を倒すのにも難渋する戦いとなった。だがしかし、これまでの冒険で力をつけてきた英雄たちの自力は、最終的には非実体の敵に対しても上回り、この難敵に対しても後れをとることは無かった。ついに最後の1体を消滅させると、スプリンターシールド師に駆け寄る冒険者たち。しかしスプリンターシールド師は既にこと切れているのだった。

急いでインヴァネス村にとって帰った冒険者たちは、白銀のハーケン森を急ぎに急ぐ。師の死が、インヴァネス村の浄化の儀式にどの様な悪影響を与えているか分からなかったからだ。だがしかし森を抜けた時に、英雄たちは全てが遅すぎたことを悟るのだった。遥か彼方の夜空は紅蓮に染まっており、インヴァネス村が炎上しているのだった。

※このあらすじはD&D Encountersの大まかなストーリー・プロットを説明するためのもので、必ずしも実際に行われたセッション内容を、100%反映している訳ではありません。

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