以下は11月17日にRole & Roll Stationで行われたD&D Encounters シーズン3「国境の城塞 ~毒蛇の季節」第2回セッションのあらすじになります。大元はWizards of the Coast社のオフィシャルD&Dホームページからの訳文の転記になります。
完全なネタバレになりますので隠します。
安全な城塞に戻るやいなや、英雄たちはなんとかしてゴルディをベンウィックの元に送り届ける。ベンウィックは薬草師の技をもって、ゴルディを毒から癒すことに成功する。その後パーティーは“よろめき巨人亭”でベンウィックから、ささやかな晩餐の招待を受ける。
英雄たちはベンウィックに、“牢獄の洞穴”で起こった武勇伝と、ゴルディを救出するに至るまでの物語を語って聞かせ、ベンウィックを楽しませた。英雄たちの助けに何度も感謝の言葉を述べると、聖人は翌朝ロンニックに対する次の一手についてパーティーと相談したいと申し出る。彼はパーティーに、元盗賊にして銀行家の配下に送り込んだスパイ―――ブロンドの髪と灰色の瞳を持った女スパイ、サルのことをパーティーに明かす。
夜も更け、店が閉店の時間になる。隣の“旅人の宿”に冒険者たちの部屋が用意されており、払いは既にベンウィックが済ませていたので、パーティーは居酒屋を出て宿屋に向かおうとする。直後にパーティーは、彼らの話を盗み聞きしていたらしきハーフリングの存在に気付くが、そのハーフリングは気づかれたことを悟るとドアから飛び出していった。
迅速に、しかし注意深く、パーティーは雨でずぶ濡れになった広場に躍り出た。ハーフリングが噴水のある広場を駆け抜けるとすぐに、柄の悪い殺し屋風の男たちの一団がパーティーを取り囲む。
夜盗どもは獰猛な戦術を駆使し、数の上で優位にあったにもかかわらず、英雄たちは急速に戦いの主導権を握っていく。戦いの趨勢が決すると、残った夜盗どもは皆逃げだして行った。悪党どもを撃退した直後、暗闇から1人の若い女性が現れる。パーティーはすぐにその女性が、ベンウィックが話していたサルであると気付く。
パーティーが質問をすると、サルはすぐにロンニックが数時間前に銀行から逃げ出していくのを目撃したとパーティーに説明する。パーティーが暗くなる前に銀行に向かうかどうか議論をしていると、明かりが明滅する銀行の窓から、行く筋もの煙が立ちのぼり始める。ロンニックが自身の裏切りの証拠を隠滅するために、何かをしでかしたに違いない。
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