2010年12月15日水曜日

「国境の城塞」あらすじ:セッション5 入口の洞窟

以下は12月8日にRole & Roll Stationで行われたD&D Encounters シーズン3「国境の城塞 ~毒蛇の季節」第5回セッションのあらすじになります。大元はWizards of the Coast社のオフィシャルD&Dホームページからの訳文の転記になります。

完全なネタバレになりますので隠します。


パーティーは晴れ渡る空の下で目覚めた。体力は回復しており、すぐにでも行動を起こす準備は整っていた。大地に残された痕跡をだどっていくと、流れの速い小川に行き当たった。それは“竜牙の丘”にぽっかりと開いた洞窟から流れ出ている滝から流れてくるものだった。多少の骨折れは伴ったが、屈強な冒険者たちは崖をよじ登って、暗闇に覆われた広大な自然洞窟へと侵入した。微かな腐敗の臭いと微弱な青い光が、その洞窟を満たしていた。

湿った洞窟を用心深く進んでいった冒険者たちは、天井から何本ものロープが釣り下がっているのを発見した。明らかに洞窟を流れる小川を渡るために用意されているようである。確かな足取りで滑りやすい岩の上をつたって小川を超えながら進む冒険者たちを、裂け目から湧き出してきた粘体のモンスターが急襲する。そして戦闘が始まるや否や、骨をまとったコボルドが、巨大なマッシュルーム(酸性の胞子をまき散らす)の生け垣から躍り出る。

ふたつの瀑布に囲まれた踊り場での戦闘で勝利を収めた冒険者たちは、幾つかの輝くクリスタルを手に入れる。それはこの先の冒険で確かな光源として役立つものだった。更に洞窟の調査を進めるパーティー。

洞窟の壁にあいたちいさなアルコーヴ(窪み)の中に、つい最近取り付けられたと思われるひと組の手枷が発見された。だが手枷には血糊と酸によるダメージのあとがこびりついてた。また川の中に輝く金属の反射をたどっていくと、水中に隠された宝物が発見された。それは幾つかの小さな宝石、宝飾品1つ、そして一領の鎧が含まれていた。

“竜牙の丘”での初戦で首尾良く勝利をおさめ、意気上がる一行は、ロンニックを追って、更に奥へと迅速に前進するのであった。

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